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女性医師の
皆さんへ

慶應循環器内科では、女性医師を大歓迎しています。現在、6名の女性医師が大学で活躍しており、心エコー、先天性心疾患、カテーテルインターベンション、基礎医学、予防医療など専門性の高い領域で臨床・研究、教育に当たっています。「循環器は緊急対応が多く、女性医師にはハードルが高い」と思われる方も多くいらっしゃるかもしれません。私自身も入局を決める際には悩みましたが、循環器は緊急対応だけでなく多くの専門分野があり、多様性に富んだ専門性と生き方を選択できる環境があると思います。

私自身は大学卒業後、当大学で研修医課程を修了し、出産と2年の休職後、2年間の内科専修医課程を経て、当大学循環器内科に入局しました。当時は、心肺蘇生や急性、慢性心不全治療のエビデンスがまさに積み重ねられている時代であり、血行動態管理の面白さに魅力を感じ、「良い治療が患者さんの予後を変える」そのスキルを身につけたいと思い、循環器を選びました。小さい子供がいながらの循環器専修医課程でしたが、当時の病棟チーフや上司の先生、同輩達の温かい支えと両親の助けにより、循環器医の臨床技能を習得する時間を過ごせたことは、自身のキャリアにおいて大事な過程であったと感じています。

慶應循環器内科では、女性医師を大歓迎しています。現在、6名の女性医師が大学で活躍しており、心エコー、先天性心疾患、カテーテルインターベンション、基礎医学、予防医療など専門性の高い領域で臨床・研究、教育に当たっています。「循環器は緊急対応が多く、女性医師にはハードルが高い」と思われる方も多くいらっしゃるかもしれません。私自身も入局を決める際には悩みましたが、循環器は緊急対応だけでなく多くの専門分野があり、多様性に富んだ専門性と生き方を選択できる環境があると思います。

私自身は大学卒業後、当大学で研修医課程を修了し、出産と2年の休職後、2年間の内科専修医課程を経て、当大学循環器内科に入局しました。当時は、心肺蘇生や急性、慢性心不全治療のエビデンスがまさに積み重ねられている時代であり、血行動態管理の面白さに魅力を感じ、「良い治療が患者さんの予後を変える」そのスキルを身につけたいと思い、循環器を選びました。小さい子供がいながらの循環器専修医課程でしたが、当時の病棟チーフや上司の先生、同輩達の温かい支えと両親の助けにより、循環器医の臨床技能を習得する時間を過ごせたことは、自身のキャリアにおいて大事な過程であったと感じています。

当大学では入局2年目以降、興味のある領域を選択できることから、私自身は心エコー診断を選択しました。現在は、院内の心エコー検査の診断、弁膜症や先天性心疾患の経カテーテル治療や心臓外科手術の術前、術中評価に従事し、特に心臓外科、カテーテル治療医、麻酔科など複数科から成るチーム診療の一員として、新たな治療を学ぶ楽しさ、チームで良い議論と治療を提供できた時の充実感、臨床で出会う疑問を解決すべく解析研究、成果を発表することにやりがいを感じながら仕事をできることに感謝しています。

女性医師の仕事は、男性医師よりもライフイベントの影響をどうしても受けやすいですが、仕事を続ける原動力として、自分の興味があることに取り組み、学び続けたいと思う気持ち、それを後押ししてサポートしてくれる環境、そして周囲とコミュニケーションをよく取ることが大事だと思います。出産や育児による一時的な休職や、仕事の時間が限られる中でも身につけたスキルは一生の宝であり、学びたい気持ちがあればいつでもブラッシュアップし続けられます。当科は臨床においても、基礎研究においても、知的好奇心を持ち続けることのできるテーマ、優秀な指導医、志を同じくする仲間に出会うことができ、自身を高め、成長できる環境があるのではないかと思います。そして、各班とも多様性を大事にする環境があると思います。私は心エコーを専門としていますが、当科女性医師の先輩、後輩の先生達は、不整脈、カテーテルインターベンション、基礎研究など様々な道に進み、学会活動、論文報告、海外留学など幅広く活躍しています。

循環器に興味を持たれる先生は、ぜひまずは見学にいらしてください。自分のなりたい将来像のイメージを描いていただけるよう、当科でできることと循環器の魅力についてお伝えさせていただきます。

心エコー班、心機能検査室主任医師 鶴田ひかる

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