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2024.12.18

第274回 日本循環器学会関東甲信越地方会の報告

2024年12月14日(土)にステーションコンファレンス東京で、第274回 日本循環器学会関東甲信越地方会会長を務めさせていただきました。1013名と多くの方にお集まりいただき、おかげさまで大変盛会となりました。
今回の大会テーマは地方会の原点に立ち返る気持ちを込めて、『若き知の結集と、次世代への継承』として、様々な企画を考案いたしました。教育セッションではSHD治療の最前線、また榊原記念財団とコラボレーションで自治医科大学の永井先生、東京大学の喜連川先生に最新の医療AIについてご講演いただきました。会長企画セッションでは心筋症の診断と治療、不整脈の非薬物療法の進歩を取り上げ、その他に基礎研究セミナー、臨床研究セミナー、心不全療養指導士セッション、ダイバーシティ・フォーラム、学術委員会企画セッション、災害対策委員会セッションでは厚労省の方にご講演をいただくなど、盛りだくさんのシンポジウムで熱い議論が行われました。
一般演題には103題の応募をいただき、そのうち20演題は4つのAWARDセッション(Student Award、Resident Award、Clinical Research Award、Case Report Award)で発表していただきました。一般演題セッションでは、今回2名の座長と1名のコメンテーターの先生をお願いして、どの会場も素晴らしい発表と活発な討論が行われました。AWARDセッションの最優秀賞と優秀賞の発表は、会終了後の懇親会で行われました。受賞した学生や若手が、指導医の先生方と一緒に喜ぶ姿は何度見ても心温まる良いものでした。また今回惜しくも受賞を逃した先生方は、これを糧に次を目指して頑張っていただきたいと思います。今回の地方会をきっかけにして、一人でも多くの若手が循環器を志し、将来日本を背負う循環器医が生まれることを祈念しています。
最後になりますが、素晴らしい企画・運営にご協力いただいた先生やコメディカルの皆様、慶應大学や関連病院の先生方、大会事務局長を務めてくれた遠藤仁先生、運営会社のビジョンブリッジ、そしてご参加いただきました皆様に心から感謝いたします。

慶應義塾大学医学部 循環器内科
家田真樹

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