初代の医学部長は北里柴三郎博士が医学部創立の際に述べた「Physician Scientistの養成」「基礎・臨床一体型医学・医療の実現」は、福澤諭吉が唱えた「実学の精神」「独立自尊」「半学半教」とともに、慶應義塾大学医学部の建学の精神として現在も脈々と受け継がれています。

我々研究室の医師は、臨牀と研究の両立をめざしております。「臨牀の現場で生じた疑問点を解決するため」「心血管系疾患に対する新規治療法の開発をめざして」基礎研究を行っております。基礎研究を通じて身に着けた観察力、洞察力は、病態を理解する力となり、個々の患者さんのテーラーメード医療に役立っております。

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基礎研究は、主に、慶應大学医学部の信濃町キャンパス内総合医科学研究所(通称:リサーチパーク)内で行われています。異なった研究課テーマをもった若手医師たちが、共通の実験室内で、お互いに情報交換し、助け合いながら、切磋琢磨し、和気藹藹と研究を進めております。他大学からも多くの医師、学生が研究をしに来ています。リサーチパークをはじめ慶應大学医学部の信濃町キャンパス内には、末松誠(ガスバイオロジー、メタボローム)、岡野栄之(中枢神経系の発生と再生)、須田年生(造血幹細胞ニッチ)、佐谷秀行(癌幹細胞)、吉村昭彦(免疫)など世界的に有名な研究者がたくさんおられ、ご高名な先生方とディスカッションしながら、自由闊達に共同研究を展開できるのも我々研究室の魅力のひとつです。

研究チームのご紹介

総合医科学研究所(通称:リサーチパーク)
総合医科学研究所(通称:リサーチパーク)
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