臨床研究「循環器プロ」大学院

コース責任者:香坂 俊
コース責任者:香坂 俊

現場に貢献できる研究を目指して当科では平成24年より、従来の基礎研究を主体としたコースの他に、臨床研究を中心に据えた 「循環器プロ」 コース(医療科学系大学院)を設置しました。

  • このプログラムは、内科研修を終えた4-6年程度の経験のある循環器系の医師が、さらなるステップアップを目指すためのコースと位置づけています。

理念

  • 慶應義塾大学大学院では臨床各分野の専門医療人、即ち「プロフェッショナル」を養成する専攻系「医療科学系」(定員8名)を平成21年に新設致しましたが、このプログラムはその中でも循環器領域に特化したものです。
  • 実臨床を経て浮かんだ疑問を基に研究計画を立案し、その知見を世界に発信していくということは循環器のプロフェッショナルとして欠かせざるべき姿勢であると私達は考えています。
    • 専門医としての研修を続けながら、現場からのリサーチクエスチョンを育てる。
    • 院1-2年次の統計学や臨床疫学の講義や実習(短期集中コース)で方法論を学ぶ。
    • 当科を中心に運営している多施設共同大規模レジストリ(冠動脈インターベンション[N=10000]、急性心不全[N=1200]、心房細動[N=3000]) 等のデータ を用いて仮説の検証を行う。
    • 解決できない問題については、前向に研究のデザインに踏み込み検討していきます。

カリキュラム

  • 大学院生・研究生は在学中に、循環器内科分野の診療においてエビデンスが確立されている分野と確立されていない分野を整理し、患者の状況に合わせて情報を適用するスキルを学びます。
  • 確立されていない分野の問題点に対しては既存のデータベースやレジストリを活用し、新たなレベルでの循環器診療の創設を目指します。
主科目(20単位)
医療科学系 主科目
  • 臨床研究学特論(4)
  • 臨床研究学演習(4)
  • 臨床研究学実習(8)
医学部大学院共通 主科目
  • 生命倫理学(1)
  • 臨床疫学(1)
  • 医療統計学(1)
  • 医療統計学実習(1)
副科目(10単位)
  • 内科学実習(4)
  • 基礎循環器学・動脈硬化臨床疫学・心臓疾患臨床疫学特論(2)/ 第一学年 集中講義
  • 循環器臨床疫学特論(2)/ 第二学年 集中講義
  • 臨床循環器学特論(前半)(2)/ 毎週木曜日朝 座学
  • 臨床循環器学特論(後半)(2)/ 毎週木曜日朝 座学
  • 幹細胞医学(2)

英文論文

英文論文の実績につきましては、こちらを御覧ください。

このコースには、これまで当院で臨床研究を支えてきてくれた若手医師の先生方も週に一回のSkypeカンファレンス、メーリングリストや共同研究を通じて携わってくれています。第一線の病院で働きながら医学を一歩ずつ前進させていく、そんなスタンスを理想とする方をお待ちしています。

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